『秒速5センチメートル』

 遅ればせながら、買ったまま放置してあったDVDを引っ張り出して見ました。
 新海誠さんの名前だけで買ったので、内容とか予備知識もまったくなかったりします。>だから放置していたとも言えるんだけど


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 今までの作品とは変わって、特殊な設定もない身近な、ストーリー性よりも日常性の強い作品。
 そして、自分には重かった。
 いや、見終わった後からどんどん重くなってきたと言うべきか。
 意味・印象・その他、ちょっと思慮するべきもやもやとしたものが生まれてきた、そんな状態。


 誰かの感想にあった「とびきり綺麗に磨かれた鏡」という説明はぴったりかもしれない。


 いつのまにか自分が人生に擦れてきているなと思った、今この時。