「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」

フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」
 http://www.tobikan.jp/museum/vermeer.html


 行ってきました、フェルメール展。
 今回は開催期間が長いとのことで、急がなくてもいいかなと思っていたら、街の広告でも見ることなくなって、もしかして終わった?と気になって、調べてしまいました。
 まあ、そろそろ空く時期だろうと思って、今頃足を運んだわけですが、うーん、すごい混み具合。


 絵については無学なもので、フェルメールもほとんど知らないのですが、時々週刊誌の中の、絵の構図でどちらがよいかを答える広告で、ときどき使われていたような覚えがあります。
 建築画というのでしょうか、建物の構図がかなりしっかりした、わかりやすい?というか見やすい絵が多かったです。
 よく雑誌に出てくるのは色を若干加工しているのか、会場の当てる光が絵を壊さないようにしているのか、雑誌で見るよりは暗めの色彩の印象を受けました。サイズも思っていたよりはかなり小さいものもあったりと、それでも細かく描き上げてあるので写真で見たときのサイズの印象が違ってしまったわけですが、思っていたものとはイメージがかなり違っていました。


 ただ、自分は印象派よりは写実派の絵の方が好みかな〜と思っていたのですが、見ていて想像力が沸いてこないのか、ちょっと好みの合う絵が少なかったです。
 自分の絵の好みの基準が何で決まってるのか、ちょっと気になりました。


 ヨハネス・フェルメールの≪手紙を書く婦人と召使い≫と、
エマニュエル・デ・ウィッテの≪ヴァージナルを弾く女≫がよかったです。