気付き
しばらく話題には出さなかったのですが、年末にDSLiteを買って以来、今日も今日とて、通勤電車の中で数独をやってます。
初めは初級問題だったのでサクサク解けましたが、やっていくにしたがい難易度が上がり、今では一日1・2問程度です。
問題との相性も多少はあるかもしれませんが、難易度整理されていることから大きなずれもないと思いますので、この問題の進め具合(経過時間)でそのときの頭の調子と言うものがわかる気がします。
朝と夕方で比較したなら朝が断然解きやすいですし、微熱など体調の悪い時はあまりうまく解けません。
経過時間が分かるという点で、数独問題集の本よりもDSや携帯が便利だと思います。
で、この数独のどこが楽しいのかという話ですが、私は『気付き』かと思います。
あるマスに何の数字が当てはまるのか。
解法パターンはいろいろありますが、どのマスがどの解法で値が求められるかといったものは実際にやってみなければわかりません。
それにいかに早く気付くかという能力と、自分が気付いたものが正確かどうかを検証する論理性が試されるのが面白いのです。
コンピュータならば、左上のマスから解法パターン1・2・3・・・と当てはめてるなど、順序を決めて繰り返し演算することによって、正確・確実に答えを求めることが出来ます。いろいろな解法プログラムも紹介されてます。
もちろん頭の中でも繰り返し演算することはありますが、『気付く』ことによって、ある工程をすっ飛ばして先に進めるといった能力はすごいものだと思います。
この感覚は高校時代の因数分解でも同じような経験があったと思います。
この『気付き』という能力を詳しく説いたような話は聞いたことがないのですが、日常で普通に使われる能力です。
ただ、数独で求められるのはその気付いたものの正確性であり、この能力をどれだけ鍛えられる(早さ・正確さ・考察範囲の広さ)かにおいて一番手っ取り早いトレーニング方法かと思います。
最後に、ちょっとお酒の入った状態でやっていたらいつもの1.5倍ほどの速度で出来てしまいました。
リラックスしてるのか、頭が固くなっていないのか、すごい成果です。
これを理由に、いつもお酒の常備するなんていいアイデアだと思うのですが、理解してもらえませんかね。。。