車の買い替えはまだかなぁ

 新車販売:国内で不振 売れなくなったのはなぜ?
 http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20070506k0000m020050000c.html


 昔、『代償行為』(欲求を置き換えて代償的に要求を満たす)の説明に、マイホームを諦めた人がマイカーにお金をかけて、マイカーを諦めた人がマッキントッシュに走るなんて説明を聞いた覚えがあります。最近は、デジタル家電に走っているのでしょうか?
 田舎はともかく、都心では確かになくても困りませんし、税金ばかり高く(そのなかでこれだけ成長した市場としてはすごいと思う)、ガソリンは値上げする一方、違反の取締強化、環境問題等、マイカーというステータスを放棄する方々が増えるのもわかる気はします。


 ただ、そんなにデジタル家電に流れてるのかと疑問に思うところもあります。パソコンやデジタル家電が安くなったから売れている市場であり、車に使われるはずだった資金が流れるほど景気が良くなっているとは思えないからです。
 高い大型テレビを買うのは、逆に退職世代など車も当たり前に持っている人たちかなと。


 記事では、貧困層の拡大より若い世代の興味や行動の変化が大きいと思っているようですが、私は逆ではないかなと思います。
 結局のところ、代償行為によるパイの移動はパイが少なくなったためにおきるものだと思います。
 ただ、逆の見方として、一時期マンション購入の増加などありましたから、上位のものを買うために車に対する支出が減っている人たちもいるかもしれません。
 維持費がかからないものに流れるという現象は、それだけ先(継続した安定した生活)に対する不安が大きいという表れかもしれません。
 もうちょっと材料を集めないと的を得た回答は難しそうですね。
 ただ、車を運転する、気ままに旅行に出るという行為は面白いです。


 私個人としては、今ある車がなくなっても困らないと思います。維持費の安い軽自動車ですが、毎日・毎週使うものでもないので、年間維持費は無駄に大きいと感じています。なければ、そのお金で旅行をするとしてもかなり贅沢な旅ができてしまいます。
 ただ、免許証は持つべきですね。身分証明がある・なしは生活の中でかなり違います。


 個人的には新車を売るより、一億総レンタカーみたいな構想で、レンタルカーの使い勝手を良くしてほしいなと思うのですが、その話は今度にでも。


 今日は、GWのドライブでドライバー焼けしたところが痛いので、車繋がりってことでw