大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産
「大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産 Claude Monet:L'art de Monet et sa postérité」
http://monet2007.jp/
行ってきました大回顧展モネ。
開催日からかなり経ちますので、適度に空いているかと思いきや、いやはやなかなかの混み具合でした。
あれでも、ずいぶん空いた方なのかな?開催日当時はどんなだったのでしょう?
パンフレットは、<日傘の女性>を主に人物画と風景画が半分くらいの割合でしたので、人物画が多いかと思っていたら、まったくの逆で風景画の作品の多い方でした。
さらにいうと暗めの色使いのものも多く(霧のなかとか、朝や夕暮れ時)、意外でした。パンフレットのトップに並ぶのはさすがに選んでいるなと。
でも、人物画はどれも暖かい印象しますし、風景画も水面の描き方や光のニュアンスの表現、なかなか見ごたえがありました。
私がいいなと思った絵画は、雪景色でほとんど白一色の風景の<かささぎ>、<読書をするシュザンヌと描くブランシュ>、<ポプラの並木の下で、晴天>です。
普段は、別々の美術館に展示されているシリーズものなども、今回の展示ではまとめて並べていたりするので、見比べたりできるのはめったにない機会かと思います。
帰りにもらってきたパンフレットで11月に鳥獣劇画の展示があるようなので、これはぜひ行きたいなと、チェック。