DLコンテンツ売上が1億円ってすごいなと
アイドルマスターのDLコンテンツ売上が1億円を超えたそうで、Xbox360は持ってないのでよくわかりませんでしたが、ニコニコ動画に前は見なかったような衣装の動画がどんどんUPされていくのをみていて、ああ、あれってこういうことだったんだと一人納得してみたり。。。
ネットゲームのRMTや運営会社サイドの武器やアイテムの販売などはゲームバランスが崩れやすく飽きやすくなるので嫌いなのですが、アバターのような実質ゲームバランスには係わりないようなお洒落アイテムの課金などは、マンネリ化してきたときのスパイスにもなりますし、けっこう良いかなと思っていたりします。
しかし、売上げ1億円はすごいですね。
ちょっと調べてみましたが、アバター購入通貨?のゲイツp・・・もといマイクロソフトポイントはどういう理由かわかありませんが1ポイントあたり1.5円。
衣装や小物は200〜1000ポイントってところでしょうか?平均600ポイントとして、900円。
8品も買うとゲーム価格の6800円を超えてしまいますが、一億円の売上げを出すにはどれくらいのユーザーがいくらぐらいお金をつぎ込んでいるのでしょう?
で、話は少し逸れますが、
販売電子媒体としてなかなか面白い位置づけではないでしょうか?
通常、電子媒体の販売は常に複製(コピー)の問題がついてくると思います。
純粋電子媒体(紙のマニュアルやマスタCDの付属しない)による販売は、売る側の在庫作成・確保のコストを気にする必要がなくなる一方、購入者側でも複製できるため、データ(例えば音楽のダウンロード)はもとより、システム(アプリケーション)もライセンスシステムなどで抑制しようとしていますがなかなか上手く行きません。
その点、アバターは、正確にはネット内サービスの一つに対してお金を出しているので、複製される心配もありませんし、購入が殺到しても生産が間に合わないということはありません。
ただ、よくよく考えると所有感も本物ではないので(同じ事をいまさら音楽でやろうとしても難しいでしょう)、それをいかに誤魔化すか、納得できる値段設定にするか、製作コストとの比較だと思います。
また、今回のような家庭用TVゲーム機であれば、ダウンロードしたデータの複製流用もしにくですし、ダウンロードサイトか閉鎖してもゲーム機にデータがあれば使るわけですから所有感も十分持てると思いました。
とはいえ、適正価格っていくらなんでしょう?
1億円の市場がポッと湧いたというわけではないと思いますので、どこかがこの煽りを受けていると思いますし(PS3?)、ブームに加熱してお金を使いすぎた人たちが2番手3番手の作品にまで乗るかといえば思えません。
加熱しない程度に継続的に続く市場となるのがいいのではないかなと思います。
とまあ、いろいろ考えたところで、家庭用TVゲーム機って久しくやってないなと。。。>最後がPS