IT業界の仕事は面白くない

 なんか身につまされそうな記事がありましたので考えてみる。


 IT業界の仕事は面白くない
 http://www.atmarkit.co.jp/news/200707/02/weekly.html


 断言されるとつらいところもあるけど、IT業界と一括りにしてもいろいろな業務体系があるけど、あまりクリエイティブではないというのは納得できます。
 というか、日頃から趣味:プログラムというような人になかなか会ってないからかもしれない。
 クリエイティブな仕事はあるにしても、クリエイティブは仕事かというと、そうでもないもので本来はクリエイティブは人の資質についての言葉かと思います。
 ですので「IT技術者の仕事は、いまはクリエイティブな人を必要としなくなってしまった」というのが正確かなと思います。>ゲーム業界にはこういう人たちが残っているのかなと、まだ期待してますがどうでしょう?


 派遣という勤務体系が定着される中で、求められるのは創造性や創意工夫の才能ではなく、定量的に量れるサービスになってきます。
 ロジカルシンキングも出来てないような要望書の尻拭い的開発や、同社の者のいない現場で組織への所属意識も低下すれば、滅多に戻らない会社からの評価を怪しく思うのもよくあることでしょう。
 モチベーションについては、最近良く考えるのですが、この勤務体系で高く維持するには、相当に報酬が良いか(相場の低下もあり難しいとは思いますが)、自分のクリエイティブな作業の中の一つに仕事を落とす(仕事より大きなクリエイティブな趣味を持つ)しかないのかなと思いました。
 とはいえ、これはあくまでも個人が個人で出来ることで、私はあまり好まなかったりします。
 会社という組織に属して活動するからには、そこに属するシナジー効果が生まれる仕組みが本来あるべきなんじゃないの?とか、考えています。
 

 また、


 若者はなぜうまく働けないのか?
 http://blog.tatsuru.com/2007/06/30_1039.php


 blogこの記事を読んで、同世代の価値観ってどうなってるんだろうかという見方に興味を持ちました。
なんか、仕事?組織?のあり方に、論理的な答え、形といったものを求めようとしている傾向が自分にあるみたいです。
 『下流志向』は読んだことがないのですが、面白そうな切り口のようなので機会があれば読んでみたいと思います。