また暫定?

 <暫定税率復活>首相と伊吹氏、30日租特法再可決を確認
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080423-00000021-mai-pol


 よ〜くわからないんだけど、なんで復活させるのに「暫定」税率なんでしょう?
 ホントに必要で、なければ国民が困ると言うものであれば、それは必要な税率であり「暫定」なんて言葉は必要ないと思います。
 正式な場で議論して、国民の賛成が得られるならば、正式に税率を上げればいいものであり、国民が選挙で支持した政権でもないところが、いい加減な言葉で、好き勝手に税率を変えられるなんて、法としてもおかしいんじゃないと思うところです。
 それでも暫定と言うならば、その期限も明確にしてほしいところ。
 まあ、暫定詐欺にそんな答えはないと思いますが。。。


 一方、暫定税率がなくなったおかげで、道路事業の資金が足りないとか行政が叫ばれてますが、石原知事が言われた独自課税案は納得できるところがあります。
 自分の走る道路に還元されるわけですし、安いからと近くの県に移動してガソリンを入れていれば、いくら待っても地元の渋滞は解消されないわけですから、課税率に対しても地元の情勢を意識するようになります。決める側の独自課税も価格競争に組み込まれるわけですから、無駄な徴収・無駄な支出は少なくなり、地方自治も増すわけですから、大きな意味はあると思います。
 ドライバー側が自分の目先のことだけしか考えない集団なのか、意識が問われることになります。


 このまま、「官製不況」が今年の流行語大賞にノミネートされることに一票。