お買い物袋

 以前書いたとおり、環境問題については否定的なんだけど、最近お買い物袋を持ち歩いていたりします。
 お買い物袋持参を始めようと思ったのはけっこう前なんですが、このPR活動が下手だなぁと思って、なかなか始められませんでした。
 自分の考えるニーズやPR戦略とかなりずれる気がしましたので、その一意見など。


 まず、よく行われるお買い物袋持参時のスタンプによる割引制度は意味があるのか?
 

 近所のスーパーで行っている例でいけば、一回の持参で、スタンプ一つ。
 これを20個集めて100円の割引になるらしい。
 1スタンプあたり5円と言う計算。
 ビニール袋代が5円と考えれば、妥当な金額なのかもしれませんが、私が代わりに買った無印の『ナイロン買物ポケッタブル』は735円もしましたので、147回使わないと元が取れません。
 そこまで使うと、ナイロンの劣化や衛生上の問題も考える必要があると思います。
 なるべくこぼれ易い物や水滴が付き易いものなど、の扱いは気をつけるようにしていますが、どれくらいの間使えるものなのでしょう?

 そうなると、利益率もかなり低いですし、安売りをメインにしてきたスーパーに対して、コンビニと言う便利さを売りにした販売方法も定着した今のご時世、あまりメリットのない割引制度を売りに、お買い物袋持参運動を推進しても無駄な気がします。


 じゃあ、どうするべきなのか?


 ファッションとか流行とかに乗せて、安いお買い物袋ではなく、魅せるお買い物袋(鞄?)を売り出したほうがいいのではと、考えます。
 お金持ちに、これは安いですと安売りをうたい文句に商売をしても成功しません。高品質、高級感を売りにした方が良いでしょう。(庶民が本当にお金持ちかどうかはともかく、コンビニを平気で使えるほどにはお金持ち感覚かなと思います。)
 どうせ持ち歩かなければならないものなら、持ち歩くことが楽しくなるものがいいでしょう。


 環境対策のために節約・節約・・・と言われるけど、贅沢な環境対策の方が楽しいと思います。


 ということで、私が今のお買い物袋を買い換える数年後にはもっと色取り取りのお買い物袋が売っていることを願いつつ。。。