おもてなし

 この週末に、両親が上京してきました。
 私が引っ越してから一度も来たことがなかったので、部屋の視察兼東京観光ってところでしょうか。
 炬燵を出したままで狭かった部屋を一足早くに春仕様に片付けたり粗大ごみを出したりと、来る前からドタバタしてました。
 で、まあ、今までなら両親が来て大変でしたって言う話だけで終わっていそうなわけですが。


 うーん、自分も年を取ったというか、両親も年を取ったというか、いつもは離れて住んでいるだけあって、いろいろな意味で気を使うようになって来ました。
 子供、子供していられないというか、、、いや違うな、親から見れば一生子供でしかないから。
 親に支えられている子供だったのが、親を支える子供にならなければならないとか、また、今まで支えてきてくれたことに関して、自分が同じ立場になって考えてみて素直に敬意を持つというか、まあ、面と向かって言うほど素直じゃない性格なのでアレですが、自分が変わっていくことを感じるこの頃です。
 あと、変にいろいろとプレッシャーも感じるというか。


 こういうのって他の人はどういうタイミングで変わるんでしょう?
 劇的な人生のイベントを介して変わるなんてドラマの中の話だけで、平々凡々な生活の中で徐々に気持ちや考え方が変わってくる場合は、いつ気付いたり、行動に起こしたりとするものなんでしょう。
 まだまだ健康でいてほしいと思うしだいです。


 あと、エスカレーターってバリアフリーのひとつかと思っていましたが、健常者の乗り物なんですね。
 一度足を痛めたとかで、乗り降りのタイミングにおっかなびっくり乗っていたのを見て、感じました。
 車がなくてもどこにいけるという都内の便利さは健常者のもののようで、年を取ると車で送り迎えしてもらえるところが便利なところのようです。